元国電の数奇な運命
4月29日から5月1日まで、
ボランティア活動を目的に宮城県に行ってきました。
この度の東日本大震災およびその被害に関連して亡くなられた方々のご冥福を
お祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
こちらのブログでは、現地の鉄道に関連する画像を紹介させていただきます。
2011.4.30.宮城県仙台市宮城野区蒲生前通交差点近くにて
101系なのか103系なのか定かではありませんが、
東日本大震災で発生した大津波で流されてきたようです。
仙台港で倉庫として使われていたという情報があり、
その倉庫だとすると2km以上流されてきたことになります。
震災直後は瓦礫が詰まった状態で裏返しになっていたようですが、
クレーンで釣り上げられ瓦礫も片付けられており、
写真のように道路脇にたたずんでいました。
スクラップとならずに人目を忍んで生き長らえていた車体が、
津波に流されて震災の痕跡として多くの人目に触れる場所にあります。
なんとも数奇な運命を辿った元国電です。
« タキ1200形甲種輸送 | トップページ | 仙台港駅の現状 »
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1349790/39851187
この記事へのトラックバック一覧です: 元国電の数奇な運命:
コメント